Finalを見終わった後は

多くのメディアが、「崩れ行くLakers王朝」と表現していたのを見たとき、さすがにそこまでではないだろう。と思っていたが、Shaqが抜け、Jacksonが抜け、そしてマローンも引退をほのめかす今となっては、歴史で強大な帝国が崩れ去っていったように、小さな事の積み重ねによって、見た目には弱点なんてないような強い者も、結構あっさりと崩壊するんんだなぁとつくづく思った。記事では、Kobeの意向によって、Jackson、Shaq共に追放され、新しい王朝をKobeが創り上げるような感じを受け取ったが、Kobeだけで強いチームができるのかははたはた疑問ではある。しかし、一度きりの一生なら、マイケルが成しえた偉業を、自分もゼロから創り上げるんだ!!というチャレンジは、やってみるべき事で、Kobeというタレントがどれほどのものか?という事を計るという意味でも分かりやすくていいのだろう。今までは、Shaqがいるからという前置きを元に評価されていたKobeも、これからはKobe単独で見られる事になるのだろう。それこそ、「自分はMJを超える」という気概を持った25歳のスーパースターにとって、何よりも欲していたものなのかもしれない。
人間模様が現れていたのは、Kobeばかりが注目を集める事実に、Shaqはそうとうストレスを感じており、Kobeのセクシャルアサルトの事件がおきた時、『俺の時代がきた』とShaqは感じていたような事が書かれていたけど、そんなチーム事情を知っているメディアにとっては、崩壊が目の前だという事は周知の事実だったのだろう。