Air Jordan 20の技術詳細

Air Jordan 20の技術詳細:

アンクルストラップ:

通常はヒールだけのサポートで、もっとサポートが必要な場合には、シュータンの上部も絡める事ができる構造。テーピングのアイデアを使ったのでしょう。面白いのは、シュータンのサポートを使えば、本当のミッドカットのパフォーマンスを得られる!と書いてあるところ。そうすると、通常のヒールだけのサポートの場合は、ローカットという事。


Independent Podular Suspension:

20個のコラム(片足10個)が、キーとなるプレッシャーエリアに搭載されている。部分によって、素材(Phylong)の密度を変えているというが、これって、SHOXなのでは?(誰かが、非ビジブルSHOXじゃない?と言っているのが分かる)とSHOX嫌いな自分は、ちょっと引いてしまう。ZOOMは入っていないばかりか、これだとコラムの感触が足裏にダイレクトに伝わりすぎるのでは???見た目には、あまり快適そうじゃなく、18,19と高級感漂うクッションだっただけに、ちょっと残念ではある。良い意味で、期待を裏切ってほしいですね。でも、とにかく反発性は凄いですよ!といっているので、期待はしておこう。とにかく、AIR JORDAN20は、新しいイノベーションを見せてくれそうです。Airの入っていない、エアジョーダン一号。

Meloについて→Urbanマーケッティング:

メロのイメージが崩壊しつつあり、ナイキファンとしては、メロは死んだので、次へ!という意見が結構多い事にびっくりした。今までは良い子だったメロ。シラキュース大学をチャンピオンにしたメロ。ルーキーイヤーをレブロンと争ったメロ。今年の夏のオリンピック以来、彼の後光には影がさしている。最も、彼のパフォーマンスもチームも決して悪いものではないんですけど。レブロンとウェードが良すぎるというのもある。

さておき、2ページ目で一人のユーザーが提言している、ナイキのマーケッティング持論が面白い。彼の考えを要約すると、ナイキは、お金と時間を無駄にしない為にベーカーとエディ・ジョーンズを使い古したように、メロを捨てる。絶好調のレイ・アレンを、以前のポジションにランクアップする。AJ17を成功に持っていったのは、レイ・アレンなので、現在のパフォーマンスをもってすれば、OKだろう。緑と黄色という使いづらいソニックのチームカラーについては、ナイキのデザイナーに頑張ってもらう事にする。もし彼一人では物足りない場合には、現在堅調な活躍をしているポールピアース(東海岸)、Dirk Nowitzki(中西部)を引っ張り、アレンの西海岸の3地域構造を展開する。現在すでにレジョナル展開はしているので、分かりやすい。最後に、アーバンアピールの低いビッグプレーヤーを取り戻す。実際には、アディダスに移ってしまった、ケビン・ガーネットティム・ダンカンのような堅いプレーヤーを取り戻す。フォワード、センターのシューズは売れないという業界の定説は、既にアディダスの成功で正しくないので、これを今すぐに行うべきだろう。結構鋭いです。KG、TD、TMACの三本柱で、スリーストライプのNBAでの存在感は、大いに増したのは、否定しようのない事実なので。

既に、レブロンのCMを見ていると思いますが、中国語なのに注目。確実にナイキの意識は、巨大マーケットに移っています。全世界のバスケファンは、こうして、クールなレブロンと中国を組み合わされた事で、中国=クールという図式を意識の中に埋め込まれていくわけですね。結構、こういうのって、影響力があります。