アメリカ、夢が現実に?

アテネ五輪のバスケの準々決勝で、アメリカは無敗のスペインを102-94で粉砕した。マービュリーは31得点と爆発。準決勝にコマを進めた。
ゲームは、ダンカンやODOMなどのインサイドプレーヤーがファウルトラブルでベンチに座っている中、これまで問題の焦点だったアウトサイドシュートで勝負。今までにない確率(50%以上)で勝利を呼び寄せた形になる。マービュリーの31点は、オリンピックレコードらしい。
面白い記事がある。ここでは、アメリカ(白人)の大部分がバスケチーム(金持ちの黒人達)が負ければいいと思っており、チームが彼ら(白人)の愛するアメリカを代表していないと思っている。そして、オリンピックでの苦戦を例にとって、黒人の運動能力で主導されているバスケットボールを白人達でプレーされていた時代に戻すべきだという結論をちらつかせている。国内に分裂を呼んでいるのだろうか?911以来、愛国心が高まっているアメリカにおいて、多くのNBAの金持ちの黒人達がテロを理由に棄権した事は許されない事なのかもしれない。とてもコンプレックスな感情が蠢いているのが感じられる。