TEAM USA は銅メダルに終わる。

どこかでアメリカは結局金メダルをとるのでは?という希望は儚くちり、NBAスター達は銅メダルで終わってしまった。全てのスポーツチャンネルで同じような事が叫ばれているのでまとめてみると、

1.シュートなどの基本が大事
2.チームワークを乱す奴は入れない。マナーに従った態度を重視する。

という事だ。その対策としては、黒人のアスレチックなパフォーマンスだけに終始していたNBAを、白人の基本的なプレーヤーも必要なのだという結論に達する事になりそうだ。テロ、イラクなどで国が保守的になるなか、黒人だけにバスケットボールを渡していいといったようなリベラルな考えは影を潜め、白人だけのバスケットボールチームが良い!とか言い出す極端な差別主義者なども出てくるような感じになっているのだろう。愛国心が高まっているアメリカにおいて、大金持ちのNBAプレーヤーがアテネに行きたくないとか言ったりした事も、旨い具合に利用されるのだろう。。。。
このような結果があったとしても、アメリカのバスケットボールが世界を圧倒しているという事実は、間違いではないと思ってしまうのは、自分だけではないのだろう。

興味深いインサイト(各メディアピックアップ。リンクはなし)

◎アルゼンチン戦の第四クォーターにUSAがコート上で円を作った時、ODOMが、悪態ついて円の外に出ているのを、マーベリーが円に戻そうとしたが、ODOMは腕を振り払って、アルゼンチンベンチをにらんでいた。
◎誰もが試合後のインタビューを無視した中、アイバーソンだけはインタビューに答え、『彼らはこのゲームに対して一種の尊敬を示していた。俺達も、このようなゲームにはそのような姿勢で臨むべきだったのだろう』この経験を大切にしたい。
◎殆どのプレーヤー、コーチは、審判は、NBAに対して不利なコールを続けていたと言い訳をしている。陰謀説まで出ているからおどろきだ。
◎アルゼンチンのフォワード曰く「彼らが問題があるかどうかは、オレの知った事ではないが、俺達は10年間、勝利の為に、無料で戦ってきた」
◎アルゼンチンのスタージノビ曰く「NBAに最高の選手がいる事に間違いはなく、NBAは、このゲームよりも確かにもっとタフだ。しかし、見方によっては、このオリンピックゲームのほうが、ずっとタフであるといえなくもない」
◎今まで無関心だった(2002年の世界大会で6位の事にも無関心だった)アメリカ国民は、「あいつらは、アメリカの面汚しだ!」と言い出している。あそこに出て行った選手は、余暇を返上し、誰も行きたくない場所に自分から行っているのにも関わらず。少なくとも、精一杯頑張っている選手がいるのにもかかわらず。
◎世界やアルゼンチンに一欠けらの賛辞を送る事なしに、コーチ、ほとんどの選手が言い訳ばかりを探し、文句の付け先を探している。
◎このチームの参加者のバスケットボール人生は、確実に変わってしまった。