NBAインサイドニュース@12/15

T-MAC:

オーランドにいては勝つことができない!といって、センターのいるヒューストンに移ったT-MACだが、チームも個人成績も振るわない。PPG-20ポイント、9勝12敗の負け越し。逆に、フランシスが行ったオーランドは、ヒルの20点の平均得点の活躍もあってか、13-8とまあまあのところを走っている。このままの成績で行ったら、自他共にスーパースターの称号は失われてしまう。

big broであるシャキールも心配している。低迷しつづける親友に電話をしては、「目を覚ませ!お前のゲームはそんなもんじゃない!」と叱咤激励を続けている。その度ごとにパフォーマンスのレベルを上げるT-MAC(48ポイントのキャリアハイ)は、「彼は俺の兄貴だよ。」とメンターであるシャックに敬意を表してやまない様子。これから何かが変わると言っているので、要注目。この記事では、どうしてT-MACがスーパーなのかの検証をしております。

※T-MACについて調べていると、比較される彼の古巣のオーランドの記事にぶつかるわけだけど、この記事を見てちょっと驚く。長年の怪我でプレーできないグラント・ヒルが今シーズン好調なわけだけど、彼の足に対する周りのケアが凄すぎる。4回の手術を得て復活しそうな彼の左足首をいたわる為に、かなり神経を使っているらしい。以前のスターとはいえ、ここまでその信仰を引っ張れるヒルは、よほどのカリスマと才能が秘められているんでしょうね。

シャキールの時代が再到来:

LAレーカーズでKOBEの我が物顔のスーパースター気取りの影で、フラストレーションを溜めていたシャキール・オニールに、彼の時代が到来した事を印象づける記事が掲載。全ては彼の思い通りにすすんでいるようで、ファンもメディアもチームメートも彼をサポートしている。シャックなんていらないと言っていたKOBEのLAも12-8と悪くはない成績。何よりも凄いところは、彼の落ち着きぶり。何時もは、Wadeを主役にしつつも裏で操作している感じがにじみでている。いつのまにかメガトン級の破壊力を持つドミナントセンターが、フロア上のコーチに変わっている。そうはいっても実力は健在で、Wadeがいないゲームでは、40得点とスーパーマンぶりを発揮している。この記事でも、「必要があればいつでも得点するよ!」といった感じの、シャキールの凄さを特集している。

田臥の出場は微妙でしょう:

サンズがNBAでトップの成績で走っている事だけではなく、スターポイントガードのスティーブナッシュの存在も、セカンド・ポイントガードであるBarbosaの存在も田臥が試合に出る事を限りなく不可能にしている。(勿論ガーベージタイム以外での話し)。記事でも、Babosaの活躍を特集しており、ファウルトラブルのナッシュの代わりに出場したBarbosaは、21分で19点、4アシスト、"0ターンオーバー"のパフォーマンスで、勝利に貢献している。この数字は、チームのスターティングポイントガード兼、スタープレーヤーとしても十分やっているけるだけのものがある。その2大ポイントガードの中にいて、田臥勇太ができる事は、できるだけ多く、勝てるチームの雰囲気で成長する事なのでしょう。

ダンクキングランキング:
ランキング-シャックとスタッドマイヤーが断トツの一位。レブロンが4位と善戦。

ロッドマンがロングビーチJAMに復活:

田臥がいなくなってしまったので、日本では注目されませんが、ロッドマンがチームに復活するらしい。

メディアはメロに我侭という烙印を押したいらしい:

なんていうのか、メディアなんていうのは勝手なもので、昨年はあれだけカメーロ・アンソニーを持ち上げていたと思ったら、今年はオリンピックを境に、我侭なやつという論調が多くなっている。この記事でも、バラバラなオフェンスでニックスに負けたデンバーを取り上げ、そのハイライトを、あるファンがメロに対して「お前はパスを知らないのか?」と大声を出した際に、メロが無表情のまま首を振った事に持っていっている。ニックス戦のメロ。26点、7/23、7ターンオーバー。