Kobe bryant話を中心に

Kobeをマーケッティングにはまだ使えない:

9月に刑事訴訟は逃れたとはいえ、民事は解決しきっていないKOBEをナイキとしてはまだ使いたくないらしい。本来なら、昨年にはハラチ2k4がKOBEのシューズとしてリリースされるはずだったが、それは取り消しになった。今年こそはと思っていたのだが、2k5をKOBEにデビューさせる(@12/23)事以外にはとくに何もしないらしい。KOBEにお金をつぎ込んで露出を増やすと、パブリックディザスタ−の可能性があるために、それだったらKINGに全てを突っ込もうという考えだとアナリストは見ている。そんなKOBEとの契約を継続する価値はナイキにあるのか?多分あるらしい。ナイキには、KOBEとの契約を中断する方法がいくらでもあり、それをしないというのは、KOBEにまだ魅力を感じているからだという。実際に、事件前にトップだったジャージーの売上げは、昨年7位とそれほど低迷していないし、昨年暗にタイアップされた
2k4の売上げは、ものすごいものがあったと小売店の反応から見て取れるらしい。まとめれば、ナイキはお金を使わなくとも、露出を増やさなくとも、KOBEという素材を影で使う事で、マーケッティング活動はできるというのが正しい見方なのだろう。誰もが2k4はKOBEのシューズと知りながらも、表面に出しすぎるにはアクが強すぎるので。(記事では、アスレチックシューズ2兆円市場の4割がナイキのシェアとある。2兆円というのにも驚きだけど、ナイキが8000億円もの金額をシューズだけで売り上げているのにも驚きだ。IRを調べてみると、収益が1.5兆円とあり、いまだに成長しているとの事。AIR JORDAN の復刻につぐ復刻がこの数字を上げているのは確実で、そんな巨大企業の中で、コアなファンがどう思っているか?なんてあまり大きな問題ではないのでしょう。実際に、AIR JORDANが今のナイキの礎になっていたとしてもね。それにしても、ナイキって思ったより大きな企業体なんですね。日本のアパレル最大手のオンワードが2600億円、アシックスが1400億円、ミズノが1400億円。1/10の大きさと足元にも及びません。

アシックスといえば。アシックスの経営陣達は、現在ナイキがどうして売れているか研究中との事。アシックスの最高品質は、最高のアスリート達の愛用によって実証されているものの、それが一般消費者に反映されないのはどうしてか?というのが経営の課題らしい。しかし、その答えが出るのは遠い先の話かもしれません。なぜなら、彼らが大成功を収めた『ONITSUKAタイガー』が売れている理由が一切分からないというのだから。なんか微笑ましいけど。


社長「部長、鬼塚というのが売れているけどそれは何なんだ?」

部長「はい。私もよくは分かりませんが、フルギ(?)というファッションによく合うらしいと、新入社員が言っておりました」

社長「うむ。では引き続き、フルキ(?)をキーワードに頑張ってくれたまえ。その調子だよ部長!」

Kobeのスキャンダルは止まらない:

今度はメンターカール・マローンとの問題話。どうやら、ゴシップ誌はKOBEに商品価値を見出したようで、その勢いは止まらない。記事によれば、カール・マローンが、KOBEの奥さんに対し「不適切」な発言をしたとの事。それがどういったコメントなのかは分からないけど、マローン→奥さんに対する性的なものだった可能性が高い。マローンもそれを認めているとKOBEが言葉を滑らせている。問題なのはココ。個人的な話だったものが、一般に出てしまい、マローンは激怒。本来なら、レーカーズに戻る可能性があったものの、「邪魔者と思われているなら、いかないよ」とコメントしている。KOBEは、「彼は勘違いしている。彼がきたらレーカーズにとって素晴らしい事だ。こないならこないで、僕達でやるけどね」とコメント。この争いも留まるところはなさそうだ。

もちろん、ゴシップ大好きなレポーター達は、天敵シャックのコメントを欠かす事はない。記事によれば、「あの二人は仲良しだったと思ったのにねぇ。。(笑い)」みたいなコメントが載せられており、確実に、シャックは軽蔑するKOBEを嘲笑しているような感じにまとめられている。最後に笑ったのは、次のような発言。

"Whenever guys like us talk, it's never about basketball,It's just about the families, the kids and about life. It's never about basketball. "

俺たちみたいな奴等が集まるときには、バスケットボールの話なんてしないぜ。家族、子供、人生。バスケットボール以外にも話す事は沢山あるのさ!

着実に、シャック叔父さんのイメージは築き上げられています。

アスリートフット倒産:

世の中の流れには逆らえなかったのでしょう。ついに倒産するらしいです。全ての店舗が閉鎖されるわけではなく、部分的にフランチャイザーに売却したり、Footlocker系列に売却するなどして、債権者にできるだけ多くのお金を返すらしい。日本にも行き絶え絶えのAthlete Footはあるけれど、あれもなくなるんでしょう。。。日本の靴屋もどんどんなくなっているけど、アメリカでも同じなんですねぇ。それに引き換え、ナイキは儲かっている。ダイレクトモデルに転換するのはすぐ近く?では。

面白いのが、この倒産によって不良債権を抱えてしまう会社がNew BalanceやK-swissであるところ。多分、弱小メーカーは不利な条件で契約させられていたのでは?逆に、殿様商売中のナイキは、確りと取り立てているところが興味深い。

QSのレブロン2:

クイックストライクでレブロンの誕生日である12月30日にリリースされると言われている、ブラックイブルのレブロン2が、NTホノルルに到着したらしい。そこの社員と名乗るものが、誰にも気付かれないうちに俺たちで28cmの半分を買い占めたよ!とか言っているけど、首は大丈夫?500足の限定販売と言われているのに。

Dub Zero:

Air Jordan 4とか5とか6とか12とか14とか20とか。。。とか混ざったシューズ。