田臥勇太が解雇

田臥勇太が解雇:

NashとBarbosaというトップレベルのポイントガードQRというガードよりのプレーヤーと背が小さく、スピードと得点能力とアシスト能力に長けたプレーヤーがひしめくサンズにおいて、田臥勇太が必要じゃないのは明らかだと思われる。日本人としての感情としては、広告の為だけに使われた感じがあるけれど、それだけではなさそうだ。この記事の中でのGMのスタッドマイヤーに対するコメントは、彼を長い時間かけても成長させようとしている様子が伺えるし、現在のサンズを見ても、Barbosa、Zarkoなど生え抜きのプレーヤーを大事にしているのは容易に見て取れる。

シーズン前にトランジションの早いチームを構成する事を意識した時に、田臥勇太はチームに変化をもたらしてくれると思ったのだろうし、その評価は間違っているとは思えない。ただ、その時点で、サンズが優勝を狙えるチームという認識がなかったという背景があるのだろう。その理由があるならば、広告としての価値が高く、チームにスパイスを与えてくれる勇太はとても価値が高い選手といえる。ただ、優勝を狙える今となっては、その利点はあまりにも薄く、大金をはたいたとしても、補強を行うのは誰でも考えるのが普通だ。優勝を狙えないサンズにとっては、田臥勇太がベンチに座り続けているだけでも意味はあった。ただそれだけの事だろう。ただし。もし解雇の理由が、新しいプレーヤーをリクルートする為ではなく、コントラクトが最終契約になる1月10日前だからという理由であれば、かなりガッカリである。それこそ、サンズにとって日本円以外の理由が田臥に無い事になる。

今回のデビューでは、彼も言っている通り、田臥勇太NBAのコートにいても違和感のない選手であることは照明された。これは日本人プレーヤーにとっても朗報だろう。なので今後は、彼が自身の能力をどのような形で表現し、NBAに訴える事ができるかどうかの問題だろう。いくら商品が良くても、マーケッティングが駄目では、商品は駄目なのである。商売の鉄則。


サンズファンのフォーラム:総括して言えば、頑張れよ!とは思っているファンが多い。

○解雇に対して、スタッドマイヤーが不快感を表明しているとESPNのユーザー投稿にあったけど、ソースは?、