アメリカ初のバスケニュース(面白版)

結局の所、

NYニックスの社長、アイザイア・トーマスは、実力以上に人気があるアラン・ヒューストン(毎年20億円を稼ぐ、負け続けるニックスの負債)を、早めに引退させたいという事なんでしょう。それを直接的に言えずに、「決心するのはヒューストンだ」とか言わなくてはいけないのは、ヒューストンがロッカールームで中心的な存在である事と、ヒューストンとガーデンの偉い人がかなりの仲良しだから。それに、ヒューストンの怪我が、プレーヤー生命を絶ったという事を証明する事も、現時点では難しい事も理由にある。雇われ社長は大変です。チームの成績を上げなくてはいけないし、その原因を断ち切る事も色々なしがらみがあってできないし。

82試合をどう乗り切るか?

素人の僕達にとっては、1試合を真剣にプレーするだけで、結構あちこちぶっつけて体が痛くなるわけで、NBAは82試合もやってすごいねぇ。と漠然と関心していた。そしたら、どうやら本気ではないらしい。シャキールのコメントによれば、「プレーオフで良いスポットを取れるだけ頑張ればそれでいい。俺たちはプロなんだから、何時本気でプレーすればよいか位知っている」という事らしい。って、試合を見に行っている人は、最高のシャキールを見たいわけで、これじゃあ、こまるね。コーチのバン・ガンディーは、どうにかシャキールを本気にさせようと頑張っているけど、多分無理そうな雰囲気です。他にも、毎試合最高のディフェンスを見せてほしい、デトロイトのブラウンと、ベン・ウォレスの間にも、埋める事はできない溝があるらしい。プレーヤーにしてみれば、「体的に無理。できるなら、お前がやってみろ」といいたいのでしょう。

女同士のプライドの戦いか?

女性初の男子プロチームのコーチが、解雇されたというニュースだけど、その「初」という部分ではなく、実際におきた出来事のほうが面白そう。背景は色々あって、この記事からは分からない。


1. チームのオーナー(これも女性)が、成績の良いチームの女コーチに対して、試合前に電話、選手起用について命令を下す。

2. 女コーチ、選手を守る為!という名目のもと、オーナーを無視。

3. 無視された事に腹を立てた女オーナーは、3rdクォーターにコートに降りていって、ボスの言う事を聞け!とさらに命令を下す。

4. 女コーチ、面と向かって、「嫌だ」と言う。

5. 女オーナー、ぶち切れる。(観客が気付き、ざわつく)「お前は首だ!」とシャウト。セキュリティーガードに抑えられた、コートから追い出される。

6. 女コーチは動揺するも、チームを勝利へと導き、何も言わず、誰とも話さずに帰宅。

7. 揉め事は、二人の女の戦いから、プレーヤーへと波及。プレーヤーは、女コーチの肩を持つ。

8. 女オーナーはさらにぶち切れ。「あの女の味方をするのは、バカだと思うわ。私がNOと言えば、NO。誰がなんと言おうと、あの女は首だわよ。」と言う。

9. ゲーム後、女オーナーは、プレーヤーと揉めて、プレーヤーをつき押した上、暴言の上、指のサインで侮辱する。

10. プレーヤー、「あの女は何か大きな勘違いをしている。自分を何様だと思っているんだか」とコメントする。

。。。すごい戦いです。何となく、メディアの反応を見ていると、この女オーナーに問題があるようにも思えてくる。